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がっつり読みたいときに長編推理小説!石持浅海さんオススメ3選

私がおすすめする本は「セリヌンティウスの舟」「月の扉」「アイルランドの薔薇」の三冊です。

三冊とも石持浅海さんが書かれた長編推理小説です。

「セリヌンティウスの舟」

セリヌンティウスの舟 (光文社文庫)

まずは「セリヌンティウスの舟」について。この本は趣味で行っていたダイビングの際大時化の海の遭難事故によって、信頼の強い絆で結ばれた六人の仲間。その中の一人「美月」が青酸カリを呷って自殺してしまいます。残された五人は彼女の自殺に不自然な点を見つけ、彼女の隠された死について、推理する話です。
「セリヌンティウスの舟」は登場人物たちの仲間を信じて疑わない、一体感に似た信頼関係が見どころです。
登場人物は皆、成人し働いている社会人か大学生なので、そのことも一つの物語のポイントのようなので、社会人の方や大学生の方にお勧めしたいです。
三冊を通して石持さんの推理小説の見どころは探偵が登場せず、その場に居合わせた人が推理していくところです。
もちろん推理を行う登場人物は人並み程度かそれ以上に頭の切れる描写がありますが、一般人目線で推理が進んでいくので物語にひきこまれます。

 

「月の扉」

 

月の扉 (光文社文庫)

次は「月の扉」です。誤解され警察署に留置されている「師匠」を慕う聡美、真壁、柿崎の三人が師匠を助け、とある目的を遂げるためにハイジャックを行います。しかしハイジャックの最中に乗客の一人が死体となって発見されたため、真壁は乗客の一人に事件の推理を依頼します。
この本の見どころは、読み始めた段階では物語背景がとても不透明です。これが少しずつ判明していくので先が気になってしまいます。
推理を頼まれた青年の冷静な推理、そして幻想的なエンディングも見どころです。

 

「アイルランドの薔薇」

アイルランドの薔薇 (光文社文庫)

最後は「アイルランドの薔薇」です。
南北アイルランドの統一を謳う武力勢力NCFの副議長が、宿屋で殺されてしまいます。宿泊客は八人、その中に紛れていた正体不明の殺し屋が犯人なのか、それとも…
この本の一番の見どころは物語のエンディングです。推理小説ゆえなのか、石持さんの本は悲しい結末も多いですが、この本はとても幸せな結末だと思います。最後の終章まで読んでほしい本の一つです。
どれも、読み始めたら止まらないようなひきこまれるお話です。ぜひ読んでみてください。

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