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奇人・変人?実在した天才たちが書いたおすすめ本

アインシュタインをはじめ、偉業を成し遂げた人物は、独特の価値観やユニークな視点を持っていることは有名です。

その視野の広さや柔軟な思考、ひらめきやアイディアは凡人でも学ぶことが多いです。学業の成績だけではない天才の考え方を垣間見れる3冊を紹介いたします。

 

「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (河出文庫)

ウェンディ ムーア・作

 外科科学の父といわれるジョン・ハンター医師のルポルタージュです。解剖することが御法度だった時代、治療は瀉血や下剤といったことしか行われていませんでした。禁忌を犯して病を解明する姿にはハラハラドキドキさせられます。

家の入り口は華やかな玄関、夜中に裏口から死刑執行された遺体や墓場から盗んできた遺体を運び込み、実験室で解剖を繰り返したことは「ジキルとハイド」の設定に使われているといわれています。

グロい描写があるわけではなく、医師として医学に貢献する姿は型破りながらも、芯が通っています。現代の病理学に恩恵を与えてくれた第一人物です。

 

「ご冗談でしょう、ファインマンさん」

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

リチャード P. ファインマン・作

 20世紀を代表する物理学者、ノーベル賞を受賞したファイマンの自伝です。東大生に読んでほしい本リストに掲載されており、岩波現代文庫で上下巻出版されています。幼いころから好奇心いっぱいのファイマン。自由な発想、柔軟な考え方にはクスクスさせられます。

物理なんてわからない!と敬遠される方も大丈夫です。いたずら好きでチャーミングなおじさんの自伝ですらすら読めます。

 

「人類の星の時間」

人類の星の時間 (みすずライブラリー)

シュテファン ツヴァイク・作

 ゲーテやドストエフスキーやレーニン、トルストイ、ナポレオンなど有名な人物から無名な人物まで「人類の星の時間」をテーマにした歴史エッセイ。運命的な一瞬を切り取った濃厚な短編集です。

星の時間はときに残酷に、過酷に、いたずらに人類にふりかかりますが、その偶然性に右往左往しながらも決断し突き進んでいく様子に胸が熱くなります。男性ビジネスマンにも読んで欲しい一冊です。

 

さいごに

天才たちは自分で自分を縛り付けず、常に柔軟な思考とユーモアをもって運命に立ち向かっていきます。

どういう偉業を成し遂げたのかということよりも、こういうユニークな人間だからこそ偉業を成し遂げたのだと感じさせられました。魅力あふれる天才の人間性をご堪能ください。

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