病気というほどでもないけど体調不良が続く社会人や大学生にオススメの漢方についての本を集めました。
西洋医学と漢方では病気のとらえ方が異なります。原因がはっきりしている病にはピンポイントで治療できる西洋薬が効果的ですが、体全体のバランスが崩れて不調になる場合には漢方が効くこともあります。また、最近では西洋薬と漢方を組み合わせての治療も行われることがあるので、病院にかかっている方もいない方も、漢方の知識を取り入れることがオススメです。
1.「ねころんで読める漢方薬: やさしい漢方入門書 ナースと研修医が知っておきたい漢方のハナシ」
ねころんで読める漢方薬: やさしい漢方入門書 ナースと研修医が知っておきたい漢方のハナシ
今津 嘉宏・作
ナースや研修医向けの本ですが、やさしい言葉で書かれてあるので、一般人でも問題なく読むことができます。
人間はコンピューターではないので、すべてガイドライン通りの症状がでるわけではありません。症状をおさえるための漢方や、検査結果にたよるあまりに病名がはっきりしない方への対処の仕方が書かれてあります。
2.「丁先生、漢方って、おもしろいです。」
丁宗鐵,南伸坊・作
漫画家の南伸坊さんが、漢方名医としてテレビでも活躍中の丁先生の授業を受けるという設定で書かれた本です。漢方の雑学についても書かれていて、一見難しそうな漢方についてわかりやすく書かれています。
東洋医学の視点にははっとさせられるものがありますし、漢方の奥深さがかいまみれる一冊です。
文庫本で個人授業シリーズがでていますが、こちらは一番ユーモアにあふれる本です。
3.「自分にぴったりの薬が見つかる! 漢方薬キャラクター図鑑」
病院に行かなくても、薬局でも漢方を購入することができます。風邪やインフルエンザ、生理痛など身近な不調でお悩みの方へ。こういう症状があるときはこれがいいですよと可愛いキャラクターと共に絵本のようなかんじで読むことができます。
気軽に漢方を一般薬として取り入れたい方にまずおすすめの一冊です。