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【アート 本 おすすめ】アート好きなあなたにおすすめ!「なりきりアート」本3選

忙しい日常の中、いつもと同じルーティーンをこなすだけでは取りきれない重ーい疲れが、どんどん体や心に溜まっていきます。
そんな疲れを癒してくれるのがちょっとした”非日常”です。
アート好きのあなたにとっての”非日常”としては、美術館やギャラリー巡りなんかが身近かもしれません。
でも、ちょっと外に出かけるのが億劫な時だってありますよね?
そんな時、家の中で読んで楽しむことが出来る、疲れた身も心も”非日常”に連れて行ってくれるようなおすすめのアート本をご紹介させて頂きます。
アートはアートでも、なりきりアート!自分じゃない誰かになりきる姿を見て、家に居ながらにしてちょっとした”非日常”へ出掛けてみませんか?

 

「恐竜人間」

恐竜人間

1冊目は「恐竜人間」(下田昌克、谷川俊太郎著 藤代冥砂写真)。まずはこの表紙をご覧になってください!すごいインパクトのある恐竜の被り物です!この被り物は2017年に発売されたサニーデイサービス「クリスマス」のMVにも登場し、大きな話題を呼びました。
イラストレーターの下田昌克がミシンで作成するこの被り物を、写真家・藤代冥砂が撮影し、谷川俊太郎が詩をつけるという、非常に贅沢な一冊となっています。その世界はまさに”非日常”。
一ページ一ページに非常にインパクトがあり、眺めていても飽きることがありません。子育て中の方はお子さんと一緒でも楽しめる一冊だと思います。

 

「カブリモノdeへーんしん!」

 

カブリモノdeへ~んしん! ([バラエティ])

2冊目は「カブリモノdeへーんしん!」(チャッピー岡本著)。カブリモノ作家として活躍するチャッピー岡本さんが、立体カブリモノの作り方を伝授してくれるとっても面白い一冊です!
中にはすぐに作れて遊べる動物の立体カブリモノの作り方が!紙も付いてくるのが嬉しく、家にあるクレパスを使えばすぐに完成して遊べます。
子育て中の方はもちろん、保育士を目指す学生の方にもおすすめです。また、友達の披露宴や職場の新年会なんかにも使えると思います!

「ぼくは盆栽」

3冊目にご紹介するのは「ぼくは盆栽」(沼田元氣著)。現在も詩人・写真家としても活躍する前衛芸術家・沼田元氣さんが、1980年代に自ら盆栽に扮し『盆栽パフォーマー』として東海道五十三次を巡った!という内容の本です。
とはいえ、この説明文だけを読むだけでは理解が追い付かないかもしれません。ぜひ一度手に取って写真をご覧になって頂きたいです。
上半身に唐草模様のシャツ、下半身に植木鉢を履いた(!)姿で、さまざまな日本の名所に姿を現す沼田さん。今の自分の小さな固定概念なんてどうでもよくなってしまうような爽快感があります!
子供向けの本ではありますが、大学生から社会人の方にもおすすめできる本です。

 

どれも”非日常”を感じられるアート本だと思います!興味のある方は一度手に取ってみて下さいね。

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