ほんのむし

読書はみんなのサプリ

アラフォー、アラサー未婚だからって不安に感じるな

周囲や、親からはまだかまだかと暗にせっつかれ
もう私のことはほっといてよ!言いたくなる女性って案外多いのではないですか。私もそんな女性の一人です。
今回は、モヤモヤした気持ちをスッキリ代弁してくれる本を紹介します。

 

『負け犬の遠吠え』

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

著・酒井順子
30代以上、未婚、子なしの女性を負け犬と名付け、鋭い分析とウィットに富んだ文章で大論争を巻き起こした大ベストセラーです。
負け犬の発生の原因、負け犬VS子持ち主婦の他に、負け犬にならないための十ヶ条、負け犬になってしまってからの十ヶ条なども掲載しています。
自虐的ユーモアが満載で色々な生き方があると気づくと思います。タイトルは過激ですが決して負け犬に喧嘩を売っている内容ではありません、むしろ応援しています。

 

『お気は確か』

 

お気は確か? ―恋する女への忠言

著・ゴマブッ子
人気ブロガー、ゴマブッ子が恋愛相談をしてくる女性を容赦なくぶった切ります。愛が重い女、綺麗売りしたい女、告白したい女、漂流する女、肉食的に前飲める女などいろんな女が登場します。
モテない女性の生態観察を始めて早4年の著者の鋭いツッコミが目白押しです。
他人事だと思ってゲラゲラ笑っていると、時々自分みたいな人がいて急に反省したりするでしょう。
自分と比べてみるのもいいかもしれませんね。私は今幸せなんだろうかと自問自答しているOLに読んでほしいです。

 

『野良女』

野良女 (光文社文庫)

著・宮木あや子
恋に仕事に婚活に奮闘するアラサー女子の本音を描いた痛快コメディ小説です。社長と同棲中だったり、DV男にハマったり、ダメな男にハマったり不倫に溺れたり、遠距離恋愛に焦ったり。
恋愛観のそれぞれ異なる女性達から繰り出されるせきららガールズトークが愉快です。
下ネタありのガールズトークが読んでいてどんどん惹きつけられます。
とことんあけすけで面白すぎて元気が出る本です。結構深刻なことも湿っぽく陰気臭くないのがいいですね。
ただ一点男性が読んだらちょっと引いてしまう小説かもしれません。その意味では逆に男性にオススメです。

 

どうですか?いくらか気分が楽になったのではないでしょうか。
人のお節介を焼く人って基本的に暇なんですから気にしない気にしない。

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