大学で経済学を学ぶと、様々な手法を教わります。それらは万能ではないにせよ、現実世界をかなり的確に分析してくれるものです。でも教科書に載らない暗黒部というか例外的な世界が現実にはあるのです。 『ヤバい経済学悪ガキ教授が世の裏側を探検する』 ヤ…
自我というものが芽生えてくると、自分と他人とを区別することを覚え自分の視点、他人の視点というものが存在することを自覚していきます。いったん、こういう視点を持つと意外に他の見方というものをなくしてしまう傾向がありますね。そんなときに頭の柔軟…
いつも会社と家の往復で新鮮味がない、自分は何のために生きているんだろう。そんな根源的な疑問を持つ社会人は多いことでしょう。そんな人のために、ちょっと考え方を変えるキッカケになる本をご紹介します。 『エドワードホッパー アメリカの肖像』 エドワ…
おじいちゃんって、どんな存在でしょう?ひたすら優しいおばあちゃんとは違って威厳のある、ちょっと怖いイメージでしょうか。実はみんながみんなそんな、おじいちゃんばかりではないのです。 『さよならのドライブ』 さよならのドライブ (文学の森) 著・ロ…
ワールドカップで日本代表が強くなるに連れ、国内のサッカー環境も盛り上がりを見せてきました。でもやはり世界には日本以上の歴史があり、易易とは越えられない壁というものがあります。そんな海外のサッカー事情を深く知ることのできる3冊をご紹介します…
いまや世はツイッターやらLINEやら即時性を売り物にしたSNSが全盛ですね。確かに便利で、もうそれがなかった時代には戻れませんがここらでアナログな手段もいいものだという本をご紹介します。 『ゆかいなゆうびんやさん おとぎかいどう自転車にのって』 ゆ…
人は見聞を広めて広い世界を知っているようでいて意外に狭い範囲で生きているものです。そんな凝り固まった世界観を変えてみたいと思ったときにオススメの本を3冊紹介します。 『ギリシア神話小辞典』 ギリシア神話小事典 (現代教養文庫 1000) 著・バーナー…
あかちゃんって、自分の子じゃなくても可愛くて守りたくなりますね。出会う人をみんな幸せにするパワーを持った素晴らしい存在です。あかちゃんという存在を感じてみたい、そんな本を紹介します。 『うちにあかちゃんがうまれるの 』 うちにあかちゃんがうま…
友人というものは貴重なものですね。困ったときはときは励まし合い、嬉しいときは共に喜びあうことができます。そんな関係を描いた絵本を紹介します。 『ふたりはともだち』 ふたりはともだち (ミセスこどもの本) 著・アーノルド・ローベルがまくんを玄関の…
子供の頃に出会う先生ほど、自分の人生に影響を与える人物はいないでしょう。親を除けば一番、方向性を左右する人物です。そういうことを教員の方には肝に命じてほしいのですが、たまに志の低い例を聞くとがっかりします。せめてこれから教員としてデビュー…
恋人に限らず、誰かを好きになり愛するっていうことは素晴らしいのだけど、なんて切ないんだろう。言葉で気持ちを伝えても、全部は伝えきれないもどかしさがあります。そんな“愛”をテーマにした絵本3冊をご紹介します。 『どんなにきみがすきだかあててごら…
自己犠牲の精神というのは素晴らしいものだと言われます。でもそれって、ほんとに?きれいごとじゃないのかなと思っている人に読んで欲しい絵本があります。 『ジオジオのかんむり』 ジオジオのかんむり 著・岸田衿子ジオジオはライオンの中でも一番強かった…
戦争に限らず、大切に思っている人が目の前からいなくなってしまうのは悲しいことです。不条理のなかにも何とか心の整理をつけたいものです。 今回はそんな大事な人の死について描かれた絵本を紹介します。 『ちいちゃんのかげおくり』 ちいちゃんのかげおく…
人間の脳って不思議ですね。おいしいものを想像すればお腹が鳴ってくるし、梅干しを想像したとたん唾が出てきます。そんな卑近な例じゃなくても、目を瞑ってみればあるゆることが想像可能なのです。想像することについて、また実際に形に表した本をご紹介し…
小さい頃の読み聞かせの絵本といえばディズニーや偉人伝になりますね。でも少し成長したら、世の中にはいろんなことがあるんだよ、ということも教えるべきでしょう。これから待っている、厳しい現実を直視することも必要かもしれません。今回は、そのための…